2002-2- 8
車中泊
いよいよラウンド出発の日だ。
思えばオースに来たばかりのころはラウンドなんて考えてもいなかった。
何で旅に出ようと決めたのか、自分でも良くわからないが大きな要素を占めているのは車を手に入れたことが大きい。
学校で知り合った友達のつよしが格安で車を譲ってくれたのだ。
その値段1500ドル。
10万円になる。
この値段で15年前の車ということを考えると程度がどうのというのはわからない。
でも僕はすくなくともこの車のスタイルと雰囲気にほれたのだ。
そして何はともあれこの国にいる間になるべくたくさんの経験をつんでいきたい。
特に今しかできないことを。
オースを丸ごと3ヶ月掛けて旅する。
そのときの僕にはたまらなく貴重なものに思えたのだ。
出発の日はとにかくあわただしかった。
学校の友達のマーティンが偶然同じ日にオーストラリア出国でニュージーに行くということでブリスベン空港まで送ってあげて(8:50)即効で戻ってきた。
昨日の夜からあまりに寝てないので家で出発まで寝ようと思ったが、晋也と美保ちゃんがいたので出会い帳を書いてもらってお別れをしてきた。
初めてのシェアメイトだったがいろいろ勉強になった。
学校の前に行くとちえ、れいみ、つよし、そうしくん、よしこちゃんが見送りに来てくれてた。
みんなと握手をして別れたが、そのとき涙が込み上げてきた。
この3ヶ月間サーファーズで出会った人たちと本当に楽しく過ごせたので涙が出たんだと思う。
出発寸前ではいきたくなくてたまらなかった。
4時40分に学校前を出発、5時前にまゆみの家へ行って荷物を積む。
まゆみとはこの日いろいろあった。
まず彼女には事前にゆたかが3時ごろに出発と伝えていたが学校の人が見送ってくれるというのと
もう一人のリフトの子(リコ)には夕方という約束しかしてなかったので6時ごろ出発したいと伝えると、彼女は怒り出した。
いつも適当で困る!みたいなことをいってきた。
確かにこっちが悪かったがそこまで怒られることかとゆたかと話してた。
なのですごく気まずい雰囲気で彼女を乗せたのだった。
さらにリコの家に行き荷物を積んで出発。
リコはすごく頭の切れるしっかりした子でさらに周囲に気を使えるのでとてもいい。
とりあえず4人で出発。
バイロンベイに行ったことがないとまゆみが言うので立ち寄った。
残念ながらすぐに日が沈んでしまって何も見えなかったらしい。
らしいというのは車の荷物の見張りをしてたので僕は上に行かなかったからだ。
車の中での会話は気まずい空気があって楽しいとまでは行かない。
特にまゆみは少し抜けているというかなんというかな感じ。
ゆたかはまゆみに対して明らかにいらいらしている。
そんなこんなで車は南へ、シドニーへ700キロ。

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